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出展者スペシャルインタビュー

「第11回 国際物流総合展2014」出展者インタビューVol.4

静岡県企画広報部政策企画局(内陸フロンティア推進担当)
局長 鈴木茂樹様
静岡県企画広報部政策企画局(内陸フロンティア推進担当)局長 鈴木茂樹様 市町村・物流関係企業と連携し静岡県をPR。最新の動向を生で知る有意義な機会

東京・名古屋・大阪への近さ、新東名高速道路の開通による、東名高速道路とのダブルネットワークをはじめ、駿河湾港、富士山静岡空港など、陸・海・空の全てで良好なアクセスを揃えた静岡県。PRの場として国際物流総合展を選んだ理由をはじめ、物流における静岡県のポテンシャルの高さ、防災面の充実、セミナーの反響、有意義なアフターフォローなど、お話をうかがいました。

防災対策の充実、陸・海・空のインフラが整った物流拠点としての優位性など、
静岡県ならではのポテンシャルをPR
  • 今回、国際物流総合展に出展されましたが、どういった理由からですか?

    首都圏で開催される日本で一番大規模な物流・ロジスティクスの専門展であるということです。北関東の圏央道(首都圏中央連絡自動車道)周辺における物流施設の急速な開発などもあり、今後、各自治体は企業の誘致のための地域間競争の時代になっていくと考えています。そこで、静岡県のポテンシャルを首都圏の大規模な企業へPRすることを目的として出展しました。

  • 今回出展されたなかで、重点的にPRされた内容についてお教えください。

    ひとつは防災面での優位性です。静岡県は昔から東海地震説が言われ、サプライチェーンを考えた時に地震を懸念する声が聞かれますが、実はそうではなく、昭和54年からさまざまな防災対策に取り組んでいます。さらに東日本大震災を受け、首都圏ではマグニチュート7レベルの首都直下地震への対応を行っているのに対し、静岡県ではマグニチュード8以上のレベルへの対策に、全国に先駆け力を入れています。むしろ日本一安全な県だということを、BCP(Business Continuity Plan=事業継続計画)をお考えになる時にご理解いただきたいと考えています。
    次に、清水港・御前崎港・田子の浦港の3つの港(=通称・駿河湾港)の運用です。静岡県の港では、荷が届くまでにトラックの渋滞等、時間のロスがありません。しかも、東名に加えて静岡県内を通る新東名が開通しました。港湾、高速道路を利用でき、さらに富士山静岡空港が県の中央にあります。物流拠点・発着地として静岡のインフラを使う方が有利な場合もある、といった物流のポテンシャルをアピールしました。

  • その他には、どのようなPR点がありますか?

    今、「内陸のフロンティアを拓く」という取り組みを行っています。静岡県は京浜と中京に挟まれ、太平洋ベルト地帯を形成していた土地であり、今まではどちらかというと海沿いに産業が集積していましたが、内陸部にもまだまだ開発の余地があります。新東名などの交通アクセスを利用して、内陸に企業立地や自然豊かな暮らしができることをPRしています。時間・距離的にも東京からそれほど離れていませんので、都会の楽しみを求める人にとっても非常に魅力のある環境が作れると思います。そういった点を中心にPRをしました。

市町村・企業と連携し、静岡県が一体となった出展。
ブース規模拡大とセミナーの活用により、来場者数アップ
  • 今回のPRをするために、特に力を入れた点・工夫した点をお教えください。

    私たちは行政として出展しましたが、お客様に県の魅力をより深くご理解いただくためには、たとえば県内の港湾関連や物流事業者と県・市町村が一体となってPRすることが大事だろうと考え、産・官で連携をして取り組みました。企業との連携は難しい面もありましたが、できる限り静岡県としてタッグを組んでアピールすることに力を入れました。

  • 出展社セミナーも活用されました。今回のテーマ「陸・海・空のネットワークが充実した静岡県の企業用地の紹介」についてと、手応え・反響についてお教えください。

    セミナーは私が担当しまして、静岡県の用地価格、労働力、交通条件などの優位性をPRしました。ご聴講いただいた方を対象としたアンケートの中で、興味を持っていただいた方に対しては、できる限り訪問し、課題や具体的なプランをうかがいました。関心のある企業を知ることができ、次のアクションを起こせることにつながった点には手応えを感じました。物を売ることと違って出展後すぐに契約、というものではありませんが、静岡県の前向きな取り組みをご理解いただいて、事業展開をする際の候補地として頭に入れていただけることは非常に価値があると思います。

  • 今回、前回より出展規模を拡大されましたが、どういった狙いがありましたか?

    出展しました、というだけの取り組みでは意味がありません。お客様に関心を持っていただかなくてはいけませんので、いろいろな工夫をしました。お客様が相談できるスペースを設けたり、ブース内で清水港を紹介するDVDを上映し、ビジュアル面でもより伝わりやすくなるように工夫しました。地域の企業や市町村と一体となってPRを展開するにあたり、県としても力を入れている姿勢をお見せすることで説得力も増しますから、そういった面でもスペースを大きくして出展しました。セミナーを実施したことによる相乗効果もあり、ブースへの来場者数は前回よりも増えました。

アンケートを基に関心の高いお客様へ確実にアプローチ。
静岡県を広くPRでき、物流の動向を生で知る有意義な展示会
  • 事前の告知活動について、どのような取り組みをされましたか?

    県のホームページに出展のお知らせを掲載しました。また、県内の物流事業者・倉庫業者の方へPRするために、県内のトラック協会・倉庫協会など各団体を通じて会員の皆様へお知らせいただきました。
    また、東京事務所では首都圏の報道機関へ働きかけ、出展とセミナーの告知を記事にしていただきました。

  • 出展後は、どのような来場者フォローをされましたか?

    アンケートで興味を持っていただいたお客様には全て電話をし、ご来場のお礼を伝えたうえで、その中でご希望をいただいたお客様にはおうかがいして、私どもが用意している支援措置などについてご紹介しました。

  • 展示会で一度顔を合わせているので、お客様も安心されると思います。

    ダイレクトなセールスより訪問もスムーズだと思います。お客様の興味を展示会で確認できるメリットは大きいですね。

  • 次回も出展をお考えですか?

    静岡県の産業を考えた時、物流はこれから非常に重要になっていくでしょう。製造品が消費者に渡るまでは、物を運ばなくてはいけません。たとえば生産物などを加工して全国展開する、あるいは海外へ輸出するような企業にとって、日本の中央にあたる静岡県は非常に有用であることを告知していかなくてはいけません。できる限り、こういった展示会を活用し、首都圏という大きなマーケットのある場所で情報発信したいと考えております。

  • 国際物流総合展への出展には、どのような意義がありましたか?

    基本的には首都圏で静岡県のポテンシャルをPRできることが一番ですが、こういった展示会に出展しますと、他県の取り組みを知ることができますし、ほかにも民間企業の物流に関する新製品や、どんな仕組みで現在の物流が動いていているのかを生で見られることが、非常に参考になります。また、どういった視点のセミナーが行われているか等、業界で注目されている点が分かります。物流・ロジスティクスにおける最新の状況や動向を知ることができる点は大きいですね。


    本日はお忙しい中、ありがとうございました。

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