株式会社シーアールイー

株式会社シーアールイー マーケティンググループ グループリーダー 隅野 英樹 氏

それでは、始めさせていただきます。

はい、よろしくお願いします。

最初に、本展示会にご出展いただいた目的をお聞かせいただけますか。

やはりコロナというのもありまして、なかなか接触できない期間がこの2,3年続いてしまいました。接触できない期間においては、営業活動というのがなかなかうまくいかないというのがありました。コロナが明けてきて実際お客様と接触できる場所というところで、この展示会は一気に皆さんと会話ができるといったところにメリットを感じていて、それが出展の大きな目的になります。

コロナ中の営業はどのようにされていましたか。

新規の方にお会いする機会はありませんでした。すでに取引や名刺情報のあるお客様に「現在どうですか」というアプローチになっていました。既存のお客様はもう倉庫を借りられていたりしますので、なかなか案件が進展しなかったということがありました。

既存のお客様だと、もう間に合ってしまっているということでしょうか。

そうですね。倉庫については3年から5年とか、長いと何十年という契約もありますので、一度契約されますと次は5年後10年後というお話になりますので、既存のお客様から新たな案件を獲得するのはとても難しいと思っています。そういったなか展示会ですと、新しいお客様、シーアールイーを知らないお客様との接点ができますので、これが展示会のメリットにあるかなと思っています。

株式会社シーアールイー様ブース風景

そういった手応えが、前回今回と展示会に出る理由になっているのですね。

そうですね。おかげさまで展示会を通じて、つながったお客様が数年後に契約につながるというケースが多くありましたので、私たちとしては展示会出展をメリットとして感じていまして、出展を続けている形になります。

出展したことによる社内外の反響はいかがでしたでしょうか。

私たちの主の業務である倉庫については、展示会でのつながりから契約になるケースがありますので、新規の方と会える場所としても出展の価値を感じているのと、会社の中でも出展の必要性を感じています。

物流展に来るお客様は新規の方が多いのですね。

そうですね。私たちとしても認知活動はしているものの、毎回展示会で「シーアールイー知らなかったよ」「こういうことやってるんですね」っていうようなことをよく聞きます。あとはグループ会社もなかなかPRができてない部分がありますので、「こんなソリューション持ってるんですね」っていう話もあります。ですので、展示会は本当に新しいつながりの場所としてすごく効果があると思っております。

今回はどのような製品を出展していますか。特に来場者にご覧いただきたいポイントは何ですか。

私たちの主な業務である倉庫を作ってお貸しするっていうところですね。この2024年、ロジスクエアふじみ野を皮切りに2025年もいくつか倉庫を建てていきます。今回共同出展しているAPTさんですね。一緒に出展しているAPTさんですと、機械をただ売るだけではなくて研究施設「ココラボ」というものを立ち上げまして、そこで実際マテハンを動かしているのですが、この施設の見学にきてもらいたいです。

特にどのような方に観ていただきたいですか。

以前までですと倉庫、物を置きたいのに困っている方を想定しておりましたが、今回はグループ会社が多く出展しており、また、SSAという物流のコンサル会社も今回呼んでおりまして、SSAを知ってもらいたいと思っています。物流に何か課題がある、実はこれをやりたいけどどうしたらいいかわからない、何か課題・問題があるという方にぜひ来ていただきたいなと思っております。

株式会社シーアールイー様ブース風景

ご出展の製品、サービスが導入されることで、物流業務やサプライチェーン全体にどのような変化や改善が期待できるかお聞かせいただけますか。

改善で言いますと結構難しいですね。最近お声がけをいただくのは、活躍している倉庫っていうのは30年前ぐらいに建てたものが多くて、老朽化しているため移設や移動するタイミングでいろんな倉庫を集約するとよく聞きます。もちろん私たちは倉庫を用意することはできるのですが、色んなオペレーションまでは分からないですね。そういった時に、SSAであったりAPTさんの技術だったりっていうのを集結して、じゃあ集約しつつオペレーションも改善しましょうと、庫内オペレーションを全部指導するような支援もします。最近はその複合型のシーアールイーと他の会社をくっつけて一緒にソリューションとして提供するというのが多い形になりますね。

以前は1社で間に合っていたものが、最近では他の企業と合同の取り組みによって進められているのですね。

そうですね。各企業さんも「課題があります。じゃあそこに対応しましょう」ってなってもそこしか改善されないので、根本原因っていうのはずっと改善されないことが多かったりします。ただ、シーアールイーでは物流全般ができますので「ここだけじゃなくて根本から全部解決しますよ」ということが対応できる形で、お客様にとっても部分最適ではなく全体最適として解決できるのがいいところかなとは思っております。

今回の出展にあたり営業活動、WEBプロモーション、ブース作りで工夫したことはありますか。

この展示会というのが1番のプロモーションにはなっていますが、他で言いますと、結構ネットの専門サイトに掲載していただくことが多くなっています。色んな各サイトにバナーを貼っていただいて、「シーアールイーが出展します」みたいな。そこからブランディングページに誘導して詳しくは見ていただく、という形ですね。今回それは初めての試みでしたが、かなりページを見ていただいたっていう感触はあります。実際に来ていただいていると非常に嬉しいなと思っています。

「展示会」は御社にとって、自社の営業活動やマーケティングの中でどのような位置づけになりますか。

営業の観点で言いますとやはり新しくつながる場所であるという位置づけになっています。私たちのマーケティングで言いますと、展示会にて名刺交換をし、アプローチをさせていただいています。

株式会社シーアールイー様ブース風景

御社のご出展準備にあたり、主催事務局はしっかりとサポートできておりましたか。

実際準備に困ることはありませんでしたので、問題なくっていうところですね。

お困りのことへの対応はいかがでしたか。

特に何かしらの情報が届かないとかってこともなく、むしろスムーズに行けたので、何も課題感はないっていうのが正直なところですね。

最後に、これからの「国際物流総合展」への期待をお聞かせください。

やはり物流展においては営業が重要になってきます。まずは、私たちシーアールイーを知ってもらうことが1番です。

ありがとうございます。

株式会社シーアールイー
マーケティンググループ
グループリーダー
隅野 英樹 氏
株式会社シーアールイー マーケティンググループ グループリーダー 隅野 英樹 氏
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